エアコンのフィルターを掃除する方法を解説！ 掃除道具のおすすめは？

1．エアコンのフィルターとは何か？

エアコンのフィルターとは、エアコンカバーのすぐ下にあるホコリや汚れよけのパーツのことです。フィルターは簡単に外れるようになっており、メーカーからも定期的に掃除することが推奨されています。ただし、お掃除機能つきのエアコンはフィルターが取り外せない、取り外しが難しいものもあるので説明書を確認してください。機種によっては、フィルターの掃除が必要ないエアコンもあります。

2．エアコンのフィルターにつく汚れとは？

エアコンのフィルターには、空気中のホコリや汚れがつきます。特に、キッチンやLDKに設置したエアコンは、空気中の油分がフィルターにつきやすいでしょう。フィルターにホコリや汚れがびっしりつくと、エアコンの効きが悪くなります。また、部屋の環境によっては、フィルターに黒カビがはえることもあるでしょう。

3．エアコンフィルターの掃除方法

この項では、エアコンフィルターの掃除方法を解説します。ぜひ、参考にしてください。

3-1．エアコンフィルターを外す方法

エアコンフィルターを外す方法は、メーカーにより異なります。まず説明書を読んでください。説明書が紛失した場合は、メーカーのホームページから説明書をダウンロードできるケースもあります。大抵の場合、カバーを外せばすぐにフィルターが現れるので、それほど苦労することなく取り外すことができるでしょう。

3-2．フィルターの掃除方法その1　掃除機を使う方法

フィルターについている汚れがホコリだけという場合は、掃除機でホコリを吸い取りましょう。この場合、フィルターの表側から掃除機をかけてください。裏側から吸い取ると目詰まりを起こす可能性があります。掃除機をかけてもホコリが取れない場合は、フィルターを洗い流しましょう。

3-3．フィルターの掃除方法その2　水洗い

掃除機ではホコリが取りきれない場合や、油汚れなどが付着している場合は水洗いをしましょう。中性洗剤をぬるま湯でとかしたものをフィルターにかけ、タワシやブラシなどで優しくこすれば大抵の汚れは取れるはずです。

3-4．フィルターの掃除方法その3　専用クリーナーで洗う

黒カビなどが広範囲で発生している場合は、エアコンクリーナーを使って洗浄しましょう。まず使い方をよく読んでから、使用してください。

3-5．掃除後はよく乾かす

フィルターを水洗いした後は、よく乾かしましょう。生乾きのまま設置しなおすと黒カビ発生の原因になります。直射日光の当たらない、風通しのよい場所に1時間程度置いておけば、完全に乾くでしょう。

4．エアコンフィルターをきれいに保つコツ

エアコンフィルターをきれいに保つには、以下のようなことを心がけましょう。

• 1か月に1度はフィルターを掃除する
• エアコンを切る前に1時間程度送風運転を行うと、防カビ効果が期待できる
• エアコンフィルターを外してみて、内部にも汚れがたまっている場合はプロにクリーニングを依頼する

なお、エアコン内部の掃除を自分で行う方法は動画などで広く公開されていますが、プロに依頼したほうが確実で安全です。また、お掃除機能つきのエアコンは自分で内部の掃除は行えないので注意しましょう。

5．エアコンフィルターの掃除に関するよくある質問

Q．エアコンのフィルターは、交換できるでしょうか？
A．メーカーに在庫があれば可能ですが、交換が難しいケースもあるのでこまめに掃除をしてください。

Q．エアコンのフィルターを洗う中性洗剤は、キッチン用でも大丈夫ですか？
A．はい。油汚れにはキッチン用の中性洗剤が効果的です。このほか、浴室用の中性洗剤でも掃除ができます。

Q．エアコン内部の掃除は、個人では難しいでしょうか？
A．不可能ではありませんが、汚水の処理など慣れていないと大変です。今は1万円前後から掃除を依頼できるので、プロに頼みましょう。

Q．エアコンのフィルターを洗う際は、どんなブラシがおすすめですか？
A．掃除用ブラシのほか、古歯ブラシでも洗えます。優しく洗ってフィルターの目を広げないようにしてください。

Q．エアコンのフィルターは、使用中でも掃除できますか？
A．いいえ。必ず運転を停止してから取り外して掃除をしてください。

まとめ

いかがでしたか？ 今回はエアコンのフィルターを掃除する方法を解説しました。エアコンのフィルターをこまめに掃除していれば、エアコンから発生する臭いもある程度抑えられます。また、エアコンのフィルターを外す際にエアコン内部を確認し、汚れがひどいようでしたらプロに掃除を依頼しましょう。