「部屋の一体感がない」「ものが多くて足の踏み場がない」など、部屋がごちゃごちゃしていてお困りではないでしょうか。ごちゃごちゃしている部屋では落ち着かず、イライラしがちです。まずは、部屋を片付けてスッキリさせましょう。しかし、実際にどうすればいいのかよく分からないものです。そこで、今回は、部屋がごちゃごちゃして困っている人のために上手な整理方法を詳しく解説します。

  1. 部屋がごちゃごちゃになる原因やものについて
  2. ごちゃごちゃの部屋をスッキリさせるポイント
  3. ごちゃごちゃの部屋をスッキリさせる方法
  4. ごちゃごちゃの部屋の片付けに関するよくある質問

この記事を読むことで、ごちゃごちゃの部屋の片付け方がよく分かります。まずは、じっくり読んで参考にしてください。

1.部屋がごちゃごちゃになる原因やものについて

最初に、部屋がごちゃごちゃになる原因やものについて解説します。

1-1.部屋がごちゃごちゃになりやすいものは?

以下のようなものは、部屋がごちゃごちゃになる原因になりやすいものです。

  • 文具
  • 洋服
  • 子どものおもちゃ
  • 趣味のコレクション

1-2.部屋がごちゃごちゃになる原因は?

部屋がごちゃごちゃになる主な原因には、以下のようなものがあります。

1-2-1.収納ができていない

収納場所が少ない・収納方法が悪いなどの理由で、部屋がごちゃごちゃしてしまうことが多くあります。それぞれのものに適した収納方法を考えて実行することが必要です。収納場所が少ない場合は、デッドスペースを利用する・ものを減らすなど工夫しましょう。

1-2-2.もののまとまりがない

物量は多くないのにごちゃごちゃして見える場合があります。家具の配置が悪い・ものの置き方や収納方法が悪いなどが原因です。まずは、何がごちゃごちゃして見えるのかチェックしましょう。色合い・質感・種類をそろえて収納するとまとまりが出て、スッキリ見えるようになります。

1-2-3.物量が多すぎる

部屋の広さや収納に対し、物量が多すぎることも原因のひとつです。「いつか使う可能性がある」「捨てるのはもったいない」などの理由で不用品を処分しないため、部屋がものであふれてしまいます。

2.ごちゃごちゃの部屋をスッキリさせるポイント

ごちゃごちゃの部屋をスッキリさせるポイントを解説するので参考にしてください。

2-1.色数を減らす

部屋の色数を減らすことで、統一感を増すことができます。スッキリ見せるには、インテリアの色をそろえてみるといいでしょう。家具など、インテリアの色がバラバラだと違和感を覚えやすいものです。部屋を広く見せるためには、白色もしくはナチュラルな色味でそろえることをおすすめします。

2-2.床にものを置かない

床にものを置いてしまうと、すぐにごちゃごちゃしてしまいます。まずは、床にできるだけものを置かないように心がけましょう。床にものが少ないと、掃除をしやすく清潔に保ちやすいというメリットもあります。

2-3.不用品を処分する

ものが多すぎるとどうしてもごちゃごちゃしてしまいます。まずは、部屋のものを必要なものと不用品に分けて、ものを減らしましょう。整理してみると、思いのほか不用品が多いことに気がつくものです。不用品がなくなれば、収納スペースにも余裕ができるので部屋に出しっぱなしにしなくても片付けやすくなります。

3.ごちゃごちゃの部屋をスッキリさせる方法

ごちゃごちゃの部屋も工夫しだいでスッキリさせることができます。おすすめの方法を紹介しましょう。

3-1.すき間を活用して収納する

ベッド下や部屋のコーナーなど、すき間を活用して収納スペースにするとスッキリさせることができます。ベッド下は引き出し式の衣装ケースを利用すれば、奥行きを生かすことができておすすめです。部屋のコーナーも、コーナー用のラックなどを利用してバッグ・服飾小物の整理に使うといいでしょう。

3-2.かごを使う

大きなかごを使って、種類別に入れておくだけでも随分スッキリ見えるものです。タオル類や下着類をコンパクトに丸めて入れておけば、ごちゃごちゃして見えません。カラーボックスとかごをうまく組み合わせると、取り出しやすさを確保しながらもスッキリとした収納を実現できます。

3-3.布などで目隠しする

ごちゃごちゃしている部分を、布で覆ってしまうこともよい方法です。布が目隠しになって、スッキリして見えることでしょう。たとえば、来客時の一時しのぎにも使うことができます。ただし、ものが散らかったままの状態であることには違いありません。隠すだけでなく、できるだけ整頓を進めることも必要です。

3-4.一時的な入れものを置く

片付けが苦手な人は、使ったものをその都度元の場所に戻すことができないものです。そこで、一時的な入れものを置き、使ったら入れておいて後で整理するようにするのもいいでしょう。ただし、入れものに入れておく期間を1週間までと決め、週末に改めて整理するなどのルールを作ることが必要です。

3-5.家具のレイアウトを工夫する

家具のレイアウトを工夫して、部屋の動線を確保する・空間を多くするなども大きな効果があります。まずは、家具を壁に沿って配置しましょう。家具を並べるときにできるだけ高さや色をそろえるのもおすすめです。家具のテイストがバラバラだとごちゃごちゃして見えやすいため、思いきって買い替えるのもいいでしょう。

4.ごちゃごちゃの部屋の片付けに関するよくある質問

最後に、ごちゃごちゃの部屋の片付けに関するよくある質問に回答します。それぞれ役立つので参考にしてください。

Q.収納が苦手なので片付けられる自信がないのですが?
A.まずは、小さなことから始めて自信をつけましょう、テーブルの上を片付ける・床に置いてあるものを整理するなど、部分的に完了させることを目標にしてみてください。時間はかかりますが、確実にスッキリしていくはずです。

Q.どんなものが不用品になる?
A.不用品の選別基準は以下を参考にしてください。日常生活で使うものは残し、使わないものは不用品といて処分するのが基本です。

  • 賞味期限が切れた食品
  • 読まなくなった本・聴かなくなったCD
  • 趣味に合わない・数が多すぎる洋服
  • 使わない食器類
  • 増えすぎた文房具類
  • 以前使っていた・壊れた電化製品

なお、思い出の品(アルバム・記念品)は普段使うことがなくても処分すると後悔しやすいので注意しましょう。

Q.大量の趣味のコレクションがあり捨てられない場合は?
A.趣味のコレクションを収納できない場合は、実家に預ける・トランクルームを借りるなどして、外部に保管することも考えてみましょう。無理に処分すると後悔するので一時的にほかに移しておき、再度必要か検討することをおすすめします。

Q.ものを増やさないためのコツは?
A.セールなどで安くなっていても、不必要なものを購入しないことが大切です。また、使わなくなったものを放置せず、こまめにチェックして処分しましょう。すると、常に必要なものだけが残り、ものが増えにくくなります。

Q.整理した後の部屋の状態を保つコツは?
A.できるだけ、人を部屋に招くといいでしょう。他人の目があると、部屋をきれいな状態で保ちやすくなります。片付けをする動機にもなるでしょう。

まとめ

今回は、部屋がごちゃごちゃしていることについて詳しく解説しました。ごちゃごちゃの部屋になるのには、必ず理由があります。まずは、何が問題なのかじっくり考えてみましょう。多くの場合は、部屋の広さや収納に対してものが多すぎることが原因です。不用品を処分するだけでも随分スッキリすることでしょう。必要なものだけを残し、収納方法や家具のレイアウトなどを工夫するとごちゃごちゃした部屋から脱出できます。まずは、できるところから手をつけてみてください。