仕事などで忙しく掃除をする暇が全くなかった。整理整頓が苦手で一人暮らしをしているうちに自然とこうなってしまった。などの理由で足の踏み場のないほど散らかった汚部屋の住人になってしまう人は意外と多いのです。ここまで散らかると掃除も一筋縄ではいきません。そこで今回は汚部屋から脱出するための方法をご紹介します。部屋が散らかり放題でなんとかしたい。という方は必見です。

  1. こうなってしまったら一人で片付けるのは難しい
  2. 一人で片付けるなら1日かけてまずはここから
  3. ひどい汚部屋の場合は業者に頼む

1.こうなってしまったら一人で片付けるのは難しい

汚部屋と、いっても自分で何とかできる程度のものもあれば、もうひとりではとても無理、というレベルまで散らかり方は様々です。汚部屋の片づけはまず自分の部屋の散らかり具合を把握することから始めましょう。以下に上げるような状態になっているのなら、ひとりで片付けるのはかなり難しい状態です。汚部屋を他人に見せるのは恥ずかしいでしょうが潔く友人や業者に助けを求めましょう。

  • ゴミが天井まで達し、入れない部屋がある
  • お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りがゴミに埋もれて機能していない
  • 床が腐り始めているなどの家が傷んできている
  • 家に入ることすらごみをよじ登らなければ無理

2.一人で片付けるなら1日かけてまずはここから

床の上にかろうじて人が歩ける程度の細い道がついている。ベッドの上だけはきれい。水回りは散らかっているけれど何とか使える。この程度の汚部屋は一日あればある程度は片づけることができるでしょう。まず取り掛かるのは床です。床をきれいにしなければ動くことすらままなりません。何も予定を入れない日を1日作り、捨てても良い服を着て床の上のものを片っ端からゴミ袋に入れていきましょう。 「これはまだ使える」「これはとっておこう」という気持ちは封印してください。床の上にゴミまみれになって転がっている時点で、今のあなたにとっては必要のないものなのです。 床の上に転がっていてもとっておかなければならないのは「銀行や郵便局の通帳やキャッシュカード」「印鑑」「保険証、保険証」の3つだけ。これを見つけたら引き出しやカバンの中などなくさないところに入れておきましょう。 床がきれいになれば行動範囲も広がり、スムーズに動けるようになります。これを足掛かりに机の上、収納場所の中、などを徐々に片づけていきましょう。また、床を片付けたら絶対にそこにものを置かないように習慣づけてください。

3.ひどい汚部屋の場合は業者に頼む

上記したような自分ひとりではもう片付けができないような汚部屋は業者に頼んで片づけてもらうのが一番早道です。最近は色々な業種の会社が「部屋の片づけをします」と謳っていますが、便利屋さんやハウスクリーニングの会社よりも、不用品回収会社に依頼したほうが、ゴミの回収も同時に行ってくれるのでお勧めです。汚部屋を放置しておくと家全体が傷み、退去するときに高額な修繕費を要求されることもあります。一刻も早く汚部屋の片づけを依頼しましょう。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は汚部屋の脱出の仕方をご紹介しました。汚部屋の住人の方の多くが何とか自分で片付けたい、と思っていますがやはり一定のレベルを超えてしまうと素人では手に負えません。もう無理、と悟ったらできるだけ早く業者に片づけを依頼しましょう。