机の引き出しを整理する方法は？ スッキリ＆使いやすくなるポイント！

1．机の引き出しを整理する必要性

最初に、机の引き出しを整理する必要性について見ていきましょう。

1-1．仕事や作業の効率を高める

仕事や作業の効率を高めるためにも、机の引き出しを整理する必要があります。机の引き出しがゴチャゴチャしていると、必要な書類や文房具がすぐに見つからず、探したり取り出したりするのに時間がかかるからです。実際に仕事ができる人を見れば、必要なものがすぐに取り出せるよう机の周辺がスッキリ片付いていることが分かります。

1-2．ものをなくさないようにする

机の引き出しを整理することは、ものをなくさないためにも必要でしょう。適当な引き出しに収納した結果、どこに何があるのか一目で分かりづらくなってしまうからです。整理できていない引き出しでは、探しものに時間がかかり過ぎます。また、なくしたと思って新しく買ったら、実は引き出しの奥に隠れていたというケースもよくあるものです。

1-3．ものが傷むのを防ぐ

机の引き出しが整理できていないと、ものが傷みやすくなります。適当につめ込んだり大きさや形状に合わない場所に収納したりすることで、ダメージを受けるのです。中には、汚れや破損のために使いものにならないケースもあるでしょう。重要な書類が折れ曲がったり破れたりすることもあります。文房具や書類などを状態よく保管するためにも、引き出しを整理することが大切です。

2．机の引き出しを整理するポイント

机の引き出しを整理する主なポイントを詳しく見ていきましょう。

2-1．使いやすさや頻度を考える

机の引き出しを整理するときは、使いやすさや頻度を考えることが大切です。具体的には、以下を参考にしてください。

• 上段：使用頻度が高い文房具類など
• 中段：電卓・各種スタンプ類などかさばるものなど
• 下段：書類・資料など使用頻度が高くないものなど

なお、ワークスペース直下の浅い引き出しは普段の収納に使用せず、直近に使用した書類の一時保管用スペースとして活用すると便利です。

2-2．何がどこにあるか分かりやすくする

引き出しは、何がどこにあるか分かりやすく整理するようにしましょう。同じ種類のものをまとめ、定位置を決めて収納することをおすすめします。たとえば、細かな文房具など、浅い引き出しに入れるべきものを深い引き出しに入れてしまうと、行方不明になりがちです。また、書類を分類せずに収納してしまい、急に必要になったときに見つからず困ることがあります。きちんと種類ごとに整理し、それぞれ適した収納場所・方法を守りましょう。

2-3．つめ込み過ぎない

つめ込み過ぎないことも重要なポイントです。目安として、最大収納可能量の8割程度までにしておきましょう。つめ込み過ぎるとものを出し入れしづらくなり、傷みやすくなるからです。ものを出し入れしづらくなると、机の上に放置したりほかの場所に収納してしたりする原因になり、机の周辺が散らかることもあります。引き出しにものがあふれるようなら、収納するものを減らすようにしてください。

2-4．余分なものを入れない

机の引き出しには、余分なものを入れないようにしましょう。余分なものがあると、収納スペースを圧迫して使いづらくなります。たとえば、仕事用の机に、私物を入れるのはおすすめしません。仕事用のものでも、収納場所が決まっていないものをとりあえず入れておくのもやめましょう。

3．机の引き出し整理におすすめの便利グッズ

机の引き出し整理におすすめの便利グッズをご紹介します。

3-1．小さな箱や仕切り・トレイ

小さな箱や仕切りは、細かなものの整理に役立ちます。小さな箱や仕切りを使って机の引き出しをものの種類ごとに仕切れば、見た目にもスッキリ収納することが可能です。整理用のトレイを活用するのもいいでしょう。なお、引き出しの中を仕切るときは、出し入れのしやすさを考慮してものの大きさより余裕を持っておくことが大切です。きっちり仕切ってしまうと使いづらくなってしまいます。

3-2．すべり止めシート

引き出しの中にすべり止めシートを敷くのもおすすめです。引き出しの内部は、そのままだとつるつるとしてすべりやすいため、開閉するたびにものが動いてしまいます。すべり止めシートを敷いておけば、引き出しを開閉してものが動きにくく、キレイに整理された状態を維持することが可能です。

3-3．片付け用ブロッククッション

片付け用ブロッククッションを使用すると、ものの定位置を厳密に決めて整理することできておすすめです。ゴム製やスポンジ製の小さなブロックを、組み合わせてものの位置を固定すれば、簡単に定位置を決めることができます。ブロックは自由に組み合わせることができるので、どんなものにも合わせやすいのがメリットです。

3-4．クリアファイル＆書類ケース

クリアファイルと書類ケースを組み合わせると大量の書類を整理しやすく、机の深い引き出しに立てて収納しやすくなります。立てて収納することで、見やすさと使いやすさを両立できるので作業効率が上がるのがメリットです。書類の種類や重要度ごとに、クリアファイルや書類ケースの色を変えるのもいいでしょう。また、見出しをきちんと付けておくと行方不明になりづらく、必要なときにサッと取り出すことができて使いやすくなります。

4．机の引き出しをキレイに保つコツ

机の引き出しをキレイに保つコツを詳しく解説します。

4-1．不用品を処分する

最初に、引き出しの中身を全部出し、不用品の仕分けと処分を行いましょう。長く整理していない引き出しには、想像以上に不用品があるものです。たとえば、文房具は必要最低限の数・種類にしましょう。共有スペースに戻すべきものは戻し、不要になった種類は廃棄してください。本当に必要なものだけにすることで、引き出しを整理しやすくなります。

4-2．定位置を決めて使用後は元に戻す

ものを整理するときは、定位置を決めて収納することが大切です。また、使用した後は、必ず元の位置に戻すようにしてください。元の場所にきちんと戻すことで、机の中が散らかるのを防ぐことができます。面倒だからと適当な位置に収納し続けると、何がどこにあるのか分からなくなるので注意しましょう。

4-3．定期的に整理し直す

定期的に整理し直せば、最小限の手間で常にキレイな引き出しを維持できます。仕事や作業が落ち着いたときや空き時間などを利用し、整理し直しましょう。普段から引き出しの使い方に気を付けていれば、短時間で済むはずです。使いづらく感じる部分を同時に改善するのもおすすめします。

5．机の引き出し整理に関するよくある質問

最後に、机の引き出し整理に関する質問に回答します。それぞれ目をとおしてください。

Q．文房具を机の上に出しておくのはダメ？
A．ダメではありません。よく使う筆記用具だけなら、ペン立てに立てて机の上に置いておくのもいいでしょう。ただし、机の上にものが増えると使いづらくなるものです。使用頻度の低い文房具は、引き出しに収納することをおすすめします。

Q．無駄な文房具や書類を減らすコツは？
A．文房具は必要最低限の数・種類だけを手元に置くことを徹底しましょう。新調したら古いものを処分すれば、数を増やさずに済みます。書類は原本を残す必要がない場合、電子ファイルにして保存するのもいい方法です。

Q．ものの定位置をより分かりやすくするアイデアは？
A．ラベリングを活用するといいでしょう。ものの定位置を決めるのと同時に、ラベルを貼っておくのです。すると、使用中でも何があったか分かりやすく、すぐに元の場所に戻すことができます。また、ほかのものを間違って収納せずに済むのもメリットです。

Q．机の引き出し整理に向く時間帯はある？
A．なるべく午前中や午後の早い時間帯に行うのがベストでしょう。心身ともに疲労が少なく、効率よく作業が進むからです。

Q．キレイに整理したはずなのにすぐ散らかるのはなぜ？
A．整理方法が自分に合っていない可能性があります。最も大切なのは、自分が使いやすくまとめることです。よく使うものや重要なものを取り出しやすい位置に収納するなど、工夫しながらやり直してみてください。

まとめ

今回は、机の引き出し整理について詳しく解説しました。机の引き出しがゴチャゴチャしていると、作業効率が下がる、ものをなくしやすくなるなど、多くのデメリットがあります。まずは、引き出しの中身を全部出して、不用品を仕分け・処分することから始めましょう。使用頻度や使いやすさを考えて、必要なものだけを収納すると、キレイに片付きます。適宜、収納グッズを使いながら進めるのもいいでしょう。机の引き出しを整理した後は、ものを使ったら元の場所に戻すことを徹底してください。また、定期的に見直して整理することで常にキレイで使いやすい引き出しを維持できます。