現在は共働きの家庭が増え、家事を行う時間がないと悩む女性も少なくありません。
また、家事は分担すると取り決めをしても、結局は女性の負担が重くなるケースが多いでしょう。
そんな方におすすめなのがハウスクリーニングサービスです。
そこで今回はハウスクリーニングを行うメリットや、ハウスクリーニングの種類をご紹介しましょう。
一口にハウスクリーニングといってもさまざまなサービスがあるのですよ。
忙しくて家事をする時間がとれないという方は、ぜひ読んでみてくださいね。
- ハウスクリーニングとは?
- こんなときはハウスクリーニングを依頼しよう
- ハウスクリーニングサービスで頼めないこととは?
1.ハウスクリーニングとは?
この項では、ハウスクリーニングの種類やメリットをご紹介します。
換気扇やエアコンなど素人が行えない場所を掃除するだけがハウスクリーニングではないのですよ。
ハウスクリーニングの種類とは?
ハウスクリーニングには以下のようなサービスの種類があります。
普段の掃除ではできない場所をクリーニングするサービス
一番有名なハウスクリーニングのサービスです。
エアコンや換気扇の中などを集中的に掃除をしてくれます。
汚れやすいところを徹底して掃除するサービス
トイレ・お風呂・キッチンなどを集中的に掃除をするサービスです。
大掃除の時に依頼をする方が多いでしょう。
普段の掃除を代行してくれるサービス
お掃除サービス、掃除代行、家事代行という名前で行っている業者もあるサービスです。
掃除機がけや床ふきなど、普段主婦が行う掃除をしてくれます。
週単位、月単位の契約も可能です。
家じゅうを磨き上げるサービス
引っ越し後の家の丸ごとクリーニングのサービスです。引っ越し前後に頼む方が多いです。
掃除サービスを頼むメリットとは?
掃除は決して面倒ではありませんが、毎日行わないと汚れがたまっていきます。
しかし、仕事で帰りが遅くなれば、掃除機を思い切りかけることもできません。
そんな時に掃除代行サービスを頼めば、きれいな家で暮らせます。
また、普段は掃除ができないところは、放っておくと汚れがたまって健康に害が出る場合もあります。
頻繁に頼む必要はありませんが、年に一回程度依頼をすれば、家の隅々までピカピカになるでしょう。
デメリットはないの?
掃除サービス業者を利用する場合は、家の中に第三者が入ることになります。
ですから、しっかりとした業者に依頼をしないと思わぬトラブルが起こることもあるでしょう。
また、換気扇やエアコンなどを掃除する場合は、分解や組み立てに専門的な知識が必要です。
不慣れな業者に頼むと調子が悪くなる恐れもあるので注意しましょう。
2.こんなときはハウスクリーニングを依頼しよう
では、どんな時にハウスクリーニングを依頼すればよいのでしょうか。
この項ではハウスクリーニングをおすすめする状況をご紹介します。
掃除をする時間がないとき
仕事や育児、介護などで掃除をする時間がないときは、普段の掃除を代行してくれるサービスを利用しましょう。
2時間から依頼できるので経済的な負担も少ないです。
また、掃除のほかに炊事や買い物などを一緒に代行してくれるサービスもありますので、状況に応じて依頼するとよいでしょう。
掃除ができない場所の汚れが気になったとき
換気扇から油が垂れてきたり、エアコンの匂いが気になったりしたときは、専門のクリーニング業者に依頼をするとよいでしょう。
分解して掃除してくれますので、細かい部分の汚れまで取ることができます。
定期的に掃除をしておけば故障も防げます。
普段の掃除で汚れが落ちなくなったとき
普段の掃除では取りきれなかった汚れは、やがて頑固な汚れに変化します。
特に水回りに発生することが多いですね。そのような場合もプロに頼めば可能な限りきれいにしてくれます。
業者によっては水回りのクリーニングをセットで依頼すると割引、などというサービスを行っているところもあるでしょう。
年末の大掃除の時期や、引っ越しシーズンなどには依頼が集中するので、その時期に依頼をするなら早めに予約をしましょう。
自分ではとても掃除ができない場合
- 引っ越し後や引っ越し前に家全体をクリーニングする必要ができた
- 家じゅうにゴミがたまってしまい、ひとりではとても掃除できない
という場合もハウスクリーニングを利用してみましょう。
しかし、後者の場合はゴミを撤去する必要もあります。
その場合は不用品回収業者が提供しているクリーニングサービスを利用しましょう。
そうすれば、いらないゴミもいっきに回収してくれます。
通常のクリーニングサービスでは、ゴミを集めてはくれますが、回収は行っていません。
ですから、ゴミを一緒に捨ててほしいという場合はそのようなサービスも行っている業者を選ぶことが大切です。
3.ハウスクリーニングサービスで頼めないこととは?
では最後に、通常のハウスクリーニングでは頼めない掃除をご紹介します。
これを覚えておくと業者選びのときに役立ちます。
高価な品の掃除
骨董品(こっとうひん)や西洋アンティークなどは扱いに専門的な知識が必要、ということで断られる場合が多いです。
他の家具と一緒に置いてある場合は手入れ方法を聞かれるか、お手入れをせずにおかれるでしょう。
また、一般的な家具でも本革のソファーなどはお手入れに専門の道具が必要です。
その場合は、掃除を始める前にキチンとお手入れ方法を説明しましょう。
特殊な汚れがある場合
うかつに触ると感染の危険がある汚れなどは通常のクリーニングサービスは依頼できません。
必ず専門の業者を依頼してください。また、自分でやる場合も不用意に触っていけません。
庭木の手入れ
ハウスクリーニングは一般的に部屋の中の掃除を行うサービスです。
ベランダまでは範囲内ですが、庭の掃除は断られることが多いでしょう。庭木の手入れは園芸業者に依頼してください。
ゴミ屋敷の清掃
ゴミ屋敷の清掃は前述したように、不用品回収業者のクリーニングサービスを利用したほうが便利です。
しかしゴミをすべて取り出した後の部屋の掃除は依頼できるでしょう。
別々のサービスに依頼をするとその分お金がかかります。
家具や家電の修理
ハウスクリーニングは家電の清掃はしてくれますが、修理はサービス外です。
メーカーや電気店に依頼をしましょう。
しかし、ハウスクリーニングの最中に誤って破損した家電は修理費を負担してくれます。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか。今回はハウスクリーニングの種類や頼むメリットなどをご紹介しました。
まとめると
- ハウスクリーニングにはいろいろな種類がある
- 状況に応じたサービスを選ぼう
- ゴミ屋敷のクリーニングは不用品回収業者に依頼をすると便利
ということです。
掃除を業者に依頼するなんて、と思う方もいるかもしれません。
しかし、女性の社会進出が進むとどうしても家事に充てる時間が少なくなります。
イライラしながら休日に掃除をしたり、汚い家に暮らすくらいならばハウスクリーニングに依頼をしたほうが快適に暮らせます。
ハウスクリーニングは高いというイメージがありますが、日常の掃除程度ならばそれほど高くはありません。
週ごと、月ごとの契約もできますのでいろいろと調べてみましょう。
また、ゴミ屋敷など家をひどく汚した場合は一刻も早く掃除をしないと家自体が傷んだり、退去する際に高額の修繕費を請求される場合もあります。