カフェやインテリアのショールームに出かけて、私の部屋もこんなふうにおしゃれにしたい!と思ったことはありませんか?
しかし、どこから手をつけて良いかわからないし、センスに自信がないから…なんて諦めないでください。ここでは、今からでもすぐ始めたくなる”おしゃれな部屋の作り方”についてご紹介していきます。

  1. 目指すはおしゃれ部屋!最初にすべきこととは?
  2. 家具で印象が変わる?部屋がおしゃれになる家具選びのコツ
  3. コーディネートでおしゃれに見せるコツ
  4. プチ改造にも使える!グリーンやライティングで遊ぶ方法

1. 目指すはおしゃれ部屋!最初にすべきこととは?

おしゃれな部屋に改造したいけれど、どこから手をつけたら良いか分からない人が多いのではないでしょうか?ここでは、最初にすべきことについて解説していきます。

1-1. 目指すおしゃれ部屋の方向性を決める。

あなたの理想の部屋は、どんなイメージですか?
南フランスの片田舎を思わせるような暖かな木目調がいいとか、モノトーンでまとめた都会的な雰囲気にしたいなど、あなたの目指すべき方向性をしぼりましょう。

1-2. 憧れの部屋に近づくための情報収集

方向性が決まれば、あとは情報収集です。
インテリア雑誌やカフェ、インターネットのSNSを使って憧れの部屋を探してみましょう。イメージはできるだけ、何度でも見返せるように、デジタルに保存しておくと便利です。
部屋の改造中に、理想の方向性を見失いかけたら、軌道修正してくれる大事な資料となります。

1-3. 部屋の掃除をしよう

部屋をおしゃれに改造する前に、まずは掃除をしましょう。
絵を描くときに、真っ白なキャンパスが必要なように、快適でおしゃれに部屋を改造するなら整理整頓されたまっさらな部屋が必要です。
なんとなく捨てられない記念品やプレゼントも、思い描いた部屋のイメージやテイストとかけ離れていれば、この際思いきって処分しましょう。
プレゼントは贈り手も受け取る側(がわ)もお互いにうれしいのが一番!もらって困るようであれば、最初からプレゼントとして成立していないのと同じです。
捨てるのに抵抗があれば、フリーマーケットなどを利用して、欲しい人に譲るのもいいでしょう。

2. 家具で印象が変わる?部屋がおしゃれになる家具選びのコツ

限られたスペースでも工夫次第で、狭さを感じずに快適に過ごすことができます。ここでは部屋の印象が変わる家具の選び方について紹介しましょう。

2-1. 家具を吟味する

部屋の広さに合わせた家具を選びます。かわいいから…ステキだから…と、あれこれ配置すると、無駄にスペースを使って窮屈な印象に。
ソファにベッド、コーヒーテーブルなど、あなたにとって必要最低限のものを吟味して選ぶようにしましょう。
また、見た目だけでなく、実際に座ってみる、横になってみるなどの機能性もしっかりチェック! おしゃれな部屋とは居心地が良いことも大事な要素のひとつです。

2-2. 家具の配置を考える

家具は壁や窓面に沿って配置するのがベストです。
限られた広さでもコーナーに家具を寄せていれば、オープンなスペースが確保でき広々としたイメージに仕上がるでしょう。
また、部屋の入り口付近はなるべくものを置かないようにすると、開放的な雰囲気を演出できます。

2-3. 背の低い家具を選ぶ

ソファやテーブル、ベッドなど部屋のメインとなる家具は背の低いものを選びましょう。
視線が低くなることで、天井まであるたっぷりとしたスペースに広がりを感じる”視覚効果”があります。

3. コーディネートでおしゃれに見せるコツ

コーディネートが大事なのはファッションだけではありません。
色や質の統一感は、おしゃれな部屋のキーポイントを握る重要な作業です。
ここでは部屋の雰囲気を決める色や質感の組み合わせについてお話ししましょう。

3-1. 部屋のメインとなる家具の質感をコーディネートする

テーブルやソファは部屋の中でも主人公といえるほど、存在感があるパーツ。だからこそ、素材の組み合わせで、部屋の個性が決まります。
たとえば、木目調テーブルに麻やコットン製のソファだと温(ぬく)もりのある柔らかな印象ですし、クリア素材のテーブルにレザーのソファを合わせるとエッジの効いたモダンな感じに仕上がるでしょう。
素材の組み合わせに迷ったら、洋服のコーディネートを思い出してください。
たとえば、ウールのコートにゴム製のサンダルでは、季節感がちぐはぐなうえにイメージの方向性もわかりませんよね。
部屋の素材感もこれと同じ。素材をうまく組み合わせて、あなただけの部屋を演出してみましょう。

3-2. メインカラーを決める

色には色彩心理学といって人の心と密接なつながりがあるのを知っていますか?
銀行や証券会社のロゴや、学校の制服に青や紺色が多用されるのは、その色味が誠実なイメージを醸し出しているから。
また、スターバックスのロゴマークが緑なのは、和みたくなるエコフレンドリーなイメージをその色から無意識に感じ取っているからなのです。
このように、色が発信するパワーは部屋の印象を決定づけるので、大変重要な作業ともいえるでしょう。
選ぶのは好きな色でもいいですし、家具の色に合わせてチョイスするのも良いですね。
選ぶ色の数ですが、メインが1色に、サブメインを2色まで。これ以上の組み合わせは、色の混在を招き、散らかっているイメージになってしまいます。
また、ファッションでもバッグや帽子にアクセントカラーを効かせることがありますが、これは“おしゃれ上級者さん”の特権。
慣れない初心者のうちは、オレンジと黄色、赤とピンク、グリーンとブラウンなどメインカラーを基調に色のトーンをほんの少しずらすことで、コーディネートを楽しみましょう。

4. プチ改造にも使える!グリーンやライティングで遊ぶ方法

家具を全部買い換えるほど、金銭的に余裕がなければ、部屋の風景をグリーンやアートで変えてみるのも良いでしょう。いつもの見慣れた部屋も、ガラリと印象が変わります。
ここでは、お部屋のプチ改造についてご紹介しましょう。

4-1. 観葉植物を育ててみる

観葉植物を部屋のコーナーや窓辺に配置してみましょう。
緑には、森林浴という言葉があるほど、癒(い)やしの力があります。観葉植物の種類は大きな葉をもつ存在感のある鉢植えタイプから、アイビーなど天井から吊すものまでさまざま。
部屋の中にほんの少し緑を加えるだけでガラッと風景が変わり、自然の力が心を豊かにしてくれます。
観葉植物は一般的に成長期の春夏以外は手間いらずです。そんなにお世話をしなくても生命力があり、部屋のアクセントとして大活躍してくれるでしょう。

4-2. ライティングでドラマチックに部屋を変えてみる

日本では天井から吊すペンダントタイプの照明器具が一般的ですが、海外では壁面に光を当ててその反射を楽しむ間接照明が主流です。間接照明の柔らかな光の反射が、今日一日頑張ったあなたを癒(い)やしてくれるでしょう。
人気とともに需要も増え、今では家電量販店やインテリアショップなど、お手頃価格でフロアランプが購入できるようになりました。ぜひ、この機会に部屋のコーナーなどに置いてドラマチックな光を楽しんでみましょう。

まとめ

いかがでしたか?
この記事では、おしゃれな部屋の作り方について、ご紹介してきました。

  1. 目指すはおしゃれ部屋!最初にすべきこととは?
  2. 家具で印象が変わる?部屋がおしゃれになる家具選びのコツ
  3. コーディネートでおしゃれに見せるコツ
  4. プチ改造にも使える!グリーンやライティングで遊ぶ方法

以上の事柄について知ることで、おしゃれな部屋の作り方って意外と簡単!ということがお分かりいただけるでしょう。
仕事モードから、カチリと切り替えができるような”おしゃれな部屋”を、ぜひ作ってみてください。