20代の女性にとって「おしゃれな部屋」は憧れです。雑誌で紹介しているようなかわいくてすてきな部屋にしたいと思っている人は多いでしょう。そこで、おしゃれな部屋づくりのコツや知っておきたいポイント、おしゃれな部屋をつくる際の注意点について説明します。おしゃれな部屋にしたいけれどやり方がわからない、部屋が毎回汚くなってしまう人はぜひチェックしてください。
- おしゃれな部屋づくりのコツ
- 知っておきたいポイント
- おしゃれな部屋をつくる際の注意点
- まとめ
1.おしゃれな部屋づくりのコツ
女性にとって「かわいい」と思える部屋はもちろん、男性受けするおしゃれな部屋にしたい人は多いです。男女どちらからでも“おしゃれ”に見える部屋にするコツをご紹介します。部屋づくりで悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
1‐1.やわらかい色の“間接照明”を取りいれる
おしゃれだと感じる部屋には共通点があります。共通点とは、“間接照明”を上手に取りいれている点です。間接照明にはさまざまな種類があるので悩むでしょう。女性におすすめしたい間接照明は「やわらかい光」です。真っ白の光よりも、暖かみのあるオレンジ系の光がおしゃれな部屋にしてくれます。間接照明の取りいれ方は、とても簡単です。
天井付近を照らす「アップライト(アッパーライト)」や壁を照らす「スタンドライト」が基本的な間接照明になります。また、最近では動物の形をしているスタンドライトや神秘的な雰囲気をかもし出すステンドグラス、壁にかけるタイプなどさまざまです。ぜひ自分の好みに合った間接照明を選んでください。
1‐2.部屋の“テーマ”を決める
20代のおしゃれな部屋はそれぞれ“テーマ”を明確にしています。人それぞれ理想的な部屋は異なるでしょう。カフェ風にしたい人やガーリー、ナチュラル、シンプル、バリ風、北欧風、アンティーク調、フェミニン、モノクロなどさまざまです。さまざまなテーマの中から自分の好みを選んでください。
ちなみに、最近若い女性で多いのはカフェ風と北欧風です。北欧風の家具は木のぬくもりを感じることができると好評になっています。また、カフェ巡りが好きな女性にとってはお気に入りのカフェを見つけて部屋づくりの参考にすると良いでしょう。ある程度、部屋のテーマを明確にしておけば家具やインテリア選びもしやすくなります。
おしゃれな部屋づくりをするためにも、最初にテーマを決めてください。テーマを決めてからインテリアを選定していきましょう。
1‐3.統一感を出しつつも差し色でメリハリを
おしゃれな部屋づくりに“統一感”はとても大切なポイントです。部屋に統一感がなければ、ごちゃごちゃとした雰囲気になってしまいます。統一感を出すには「カラー」と「家具」が大きなポイントになるでしょう。たとえば、ナチュラルな部屋にしたい場合は木のぬくもりを感じる家具で統一してください。ブラウンやオフホワイト、ベージュなどの色を使うケースが多いです。
また、カフェ風にしたい場合はダークブラウン系がおすすめカラーになります。ダークブラウンの家具を取りいれているカフェは多いですよ。そして、統一感が出た部屋に“差し色”をプラスしましょう。やわらかい雰囲気にしたい場合はあわく薄い色、バリ風にしたい場合はハッキリとした色を指し色に使うと良いですよ。差し色をプラスすることで部屋にメリハリが生まれます。メリハリを出すことがおしゃれな部屋づくりの第1歩です。
2.知っておきたいポイント
2‐1.狭い部屋は広く見せる
ものであふれている部屋は工夫をしてもおしゃれに見えません。よくありがちな失敗が“小物を置きすぎるケース”です。確かに、かわいくておしゃれな小物はたくさんあります。雑貨が大好きな女性ほど、さまざまな小物を部屋のあちこちに置いてしまいがちです。小物であふれている部屋は1歩間違えてしまうと汚い部屋に見えてしまいます。大切なポイントは“広く見せているかどうか”です。小物をたくさん置いていてもおしゃれに感じる部屋は広く見せるための工夫をほどこしています。
特に、一人暮らしの狭い部屋は広く見せることが大切になるでしょう。部屋を広く見せるポイントは“見える床の面積”と“天井の空間”の2点です。できるだけ見える床の面積を広くしてください。そして、部屋に置く家具を低いもので統一しましょう。床がたくさん見えるほど、天井の空間が広いほど部屋が広く感じます。
2‐2.ドアからの対角線上を意識する
おしゃれな部屋づくりをするときに悩んでしまうのが“レイアウト”です。家具の配置に困る人は多いでしょう。上手にレイアウトをするポイントは“大型家具”から配置していくことです。生活に必要不可欠な大型家具から配置場所を決めてください。特に、ベッド・ソファー・テレビ台・テーブルの位置は大切です。ドアから部屋の中に入ったとき、目線をさえぎるものがあってはいけません。部屋の中が狭く感じてしまいます。
おしゃれな部屋はドアからの“対角線上”を意識しているものです。ドアからベランダまでの視線が確保できるようにレイアウトをしてください。理想的なレイアウトとしては、部屋の1番奥からベッドになるでしょう。そして、ベッドの横にテーブルとソファー、テレビ台を並べる形になります。
3.おしゃれな部屋をつくる際の注意点
3‐1.すべてのものを設置しようとしない
部屋を新しく模様替えするとき、何が何でもすべてのものを設置しようとしていませんか?おしゃれな部屋づくりは「要らないもの」と「必要なもの」をわけるチャンスでもあります。家具を設置する前に“本当に必要なものかどうか”1度考えてみてください。そして、要らないものと判断したものは処分しましょう。無理にすべてのものを設置しようとすれば、おしゃれな部屋ではなくなってしまいます。
おしゃれな部屋というものは本当に必要なもので囲まれている部屋です。要らないもので埋めつくさないよう気をつけてください。また、おしゃれな部屋づくりのために新しい家具を購入する人は多いです。すべて新しいものにしてしまえばお金がかかるでしょう。新しい家具を購入する前にも代用できるものがないかどうか確認することが大切です。以上の注意点をふまえて、上手におしゃれな部屋づくりをしていきましょう。
3‐2.効率的な処分は売ること
おしゃれな部屋づくりのために“不用品”を処分することは大切なポイントです。しかし、不用品の中にはまだ使えるものもたくさんあるでしょう。まだ、使えるものなのに捨てるのはもったいないですよね。
そこで、ぜひ不用品回収業者を利用してください。不用品回収業者の中には処分だけでなく、「買い取り」をしているところがあります。傷がついていない、壊れていないものであれば買い取ってくれるでしょう。「捨てる」のではなく「売る」方法であれば、おしゃれな部屋づくりも快適にできます。気持ちよく処分することも大切ですよ。
4.まとめ
いかがでしたか? 部屋づくりがうまくいかないと途中であきらめてしまいがちです。面倒くさく感じてしまい、失敗してしまうでしょう。自分にとって理想的な部屋に仕上げるためにも、事前にポイントや注意点を把握することが大切です。部屋のテーマを決めて統一感を優先に考えていきましょう。そして、大好きなカラーでメリハリを出しつつ快適な生活空間をつくってくださいね。