一見キレイに見える壁紙でも、よく見ると手垢がついてしまっていることがあります。
そのうち壁紙を張り替えるしかないと思っている人もいるかもしれませんが、賃貸住宅の場合、自分の権限で張り替えを検討することはできませんよね。
そこで、簡単にできる壁紙の手垢掃除について紹介します。
誰でもできる3つの方法があるので、是非実践してみてくださいね。
1.住居用洗剤を使った方法
住居用洗剤を使った方法は、とても手軽なのでおすすめです。
水で10倍ほどに薄めた住居用洗剤に雑巾を浸し、固く絞ったら壁紙の下から上に向かって拭いていきましょう。
ただ、住居用洗剤を使って壁紙を拭いた場合、できるだけ早く洗剤の成分を取り除きたいところです。
そのため、壁紙全部を拭いてから水拭きをするのではなく、1メートル四方ごとに洗剤拭き、水拭き、から拭きという形で進めていきましょう。
2.重曹を使った方法
重曹は、大掃除の季節には特に欠かせない掃除道具でもあります。
重曹を使って壁紙の手垢を掃除するためには、1リットルの水に対して重曹を大さじ3杯溶かしたものを使いましょう。
これに雑巾やメラニンスポンジを浸し、壁紙を掃除します。
また、重曹には消臭効果があるため、壁紙を拭けば部屋の消臭もできるというメリットがあるんです。
3.消しゴムを使った方法
白いプラスチック消しゴムを使った方法もおすすめです。
安価な消しゴムでも効果は変わらないので、100円均一などで販売されているものでも問題ありません。
家に消しゴムがあれば、そちらを先に試してみてはどうでしょうか。
壁紙を掃除する際の注意
どの方法を選択する場合も、様子を見ながら行うことが大事です。
例えば、紙製の壁であった場合、水をたくさん含ませた雑巾で拭くと、汚れが中に染み込んでしまうことがあります。
また、弱い壁紙を消しゴムで強くこすったりすると傷ついてしまうことがあるので、優しく行うように注意しなければなりません。
壁紙の掃除をする際には、できるだけ目立たないところから始め、そこで問題がなければ他の部分も掃除をしていくようにするといいですね。
凹凸がある壁は、ただ雑巾でこすっても汚れが落ちにくいので、使い古しの歯ブラシを利用するのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
- 住居用洗剤
- 重曹
- 消しゴム
という3つの道具を使って壁紙の手垢を掃除する方法を紹介しました。
どれも用意しやすいものなので、家にあるもので試してみるといいですね。
手垢以外の汚れも、これらの方法で落とすことができます。
紙製の壁は汚れがついてから時間が経ってしまうと、どんどん汚れが落ちにくい状態になってしまうので、定期的に掃除をしましょう。