「大量のおもちゃを処分したい」「捨てるのはもったいないおもちゃはどうすればよいのか?」とお困りではありませんか? 子どものおもちゃはどんどん増えていきます。収納スペースにも限りがあるため、使わなくなったものから処分していくべきです。しかし、実際には、おもちゃを捨てるタイミングや処分する方法に悩むことも多いと思います。

この記事では、おもちゃを手放す方法や処分する際の注意点などを詳しくご紹介しましょう。

  1. おもちゃの処分方法を紹介
  2. 処分する以外におもちゃを手放す方法は?
  3. おもちゃを処分する際の注意点3つ
  4. おもちゃを増やさないようにするには?
  5. おもちゃの処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、おもちゃを捨てるかどうかの判断基準や、高く売るコツなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.おもちゃの処分方法を紹介

まずは、おもちゃを処分する方法にはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

1-1.自治体のゴミ回収を利用して捨てる

自治体が回収するゴミとして捨てる際は、何ゴミに分類されるのか事前の確認が必要です。自治体によって違いがあるため、ホームページなどでチェックしておきましょう。一般的には、布や紙・木・プラスチックでできたおもちゃは燃えるゴミ、金属でできたおもちゃや電池で動くおもちゃは燃えないゴミの場合が多くなっています。また、市指定のゴミ袋に入らないような大きめのおもちゃは粗大ゴミとして回収している自治体が多いため、確認してください。

1-2.不用品回収業者に依頼する

処分したいおもちゃが大量にある場合や、おもちゃ以外の不用品も処分したい場合などは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。出張回収を利用すれば希望の日時に自宅まで回収に来てもらえるため、手間をかけることなく不用品を処分できます。自分で不用品を分別したり運搬したりする必要はありません。

2.処分する以外におもちゃを手放す方法は?

「処分するにはもったいない」というおもちゃは、以下のような方法で手放すことも検討してみましょう。

2-1.人に譲る

まずは、欲しい人に譲る方法です。親戚や友人など、身近に小さな子どもがいる家庭があれば聞いてみるとよいでしょう。自分の子どもが使わなくなったおもちゃを、ほかの子が使ってくれると思うとうれしいものです。ただし、無理に押し付けるような形にならないよう注意してください。「本当はいらないが断りにくい」という人もいるはずです。相手の反応を注意深く見た上でおすすめするようにしましょう。

2-2.寄付する

譲り先が見つからなければ、寄付する方法もあります。保育施設やNPOの支援団体など、不要になったおもちゃの寄付を募っているところがないか探してみるとよいでしょう。また、おもちゃをリサイクル・リユースして得た売上金を、恵まれない子どもたちのために寄付するサービスも増えてきています。不要なものを処分して社会貢献ができるのは気持ちがよいものです。

2-3.買取に出す

「月齢が合わなかった」などの理由でほとんど使わなかったおもちゃは、買取に出して処分するとよいでしょう。捨てると思うと抵抗を感じるおもちゃも、売ってお金に換えられるなら手放しやすいはずです。リサイクルショップやネットオークションなどを利用して売却し、そのお金で新しいおもちゃを購入しましょう。

3.おもちゃを処分する際の注意点3つ

おもちゃを処分するにあたって知っておきたい注意点をまとめました。

3-1.子どもが納得してから処分する

「もう使わないだろう」と親が勝手に判断して処分するのはおすすめできません。自分の知らないうちにおもちゃが処分されてしまったことで、親に対して不信感を抱いてしまう可能性もあります。子どもに処分してよいか聞いて迷っているようなら、一緒に考えてあげるとよいでしょう。

3-2.思い出のおもちゃは無理に処分しない

初めて買ってあげたおもちゃや、亡くなった祖父母にもらったおもちゃなど、思い出深いおもちゃは無理に処分する必要はありません。手放して後悔する可能性があります。ものによってはインテリアとして飾るなどして残す方法もあるため、検討してみるとよいでしょう。

3-3.買取先を比較して選ぶ

おもちゃを買取に出す場合は、買取先をしっかり比較して選ぶのがおすすめです。査定基準は買取先によって異なるため、どこに依頼するかによって買取金額に大きな差が出る可能デイもあります。数か所の買取先に無料査定を依頼し、比較することで大まかな買取相場を把握しましょう。

4.おもちゃを増やさないようにするには?

不要なおもちゃを処分した後は、再びおもちゃで部屋がいっぱいになるのを防ぐことも必要です。おもちゃを増やさないようにするには、どうすればよいのでしょうか。

4-1.収納量の上限を決める

「この収納ケースに入りきらなくなったら処分する」というように、上限を決めておもちゃを保管してください。収納ケースからあふれ出るようになったら、処分するおもちゃと残すおもちゃを子どもに仕分けしてもらうとよいでしょう。子どもも片づけのルールを理解しやすいのでおすすめです。

4-2.1つ買ったら1つ捨てる習慣をつける

「新しいおもちゃを1つ買ったら1つ捨てる」というように、ルールを作るのもよいでしょう。新しいおもちゃが手に入った直後なら、古いおもちゃを手放そうという気持ちになりやすいものです。この方法なら、不要なおもちゃがたまるのを防ぐことができます。

4-3.定期的におもちゃを見直す

学年が変わったタイミングなど、定期的におもちゃを見直す機会を作りましょう。「もうこのおもちゃは子どもっぽいからいらない」というように、処分する気持ちになりやすいものです。おもちゃはいつの間にか増えてしまいがちなものなので、決まったタイミングで見直す習慣をつけることをおすすめします。

5.おもちゃの処分に関するよくある質問

「おもちゃを処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.子どもに聞くとどのおもちゃも「捨てないで」といいます。どうすればよいですか?
A.明らかに使っていなそうなおもちゃは、いったん保留用の段ボールに入れて子どもの目に触れないようにしてみましょう。1か月以上たってもおもちゃがないことに気づかないようなら、処分して問題ないと思います。

Q.人形やぬいぐるみは捨てる前に供養したほうがよいでしょうか?
A.供養するかどうかは人それぞれの気持ちの問題です。気になるようなら、清潔な紙で包んで塩をかけてから処分するとよいでしょう。

Q.おもちゃの電池は抜いてから処分したほうがよいですか?
A.はい。電池は取りはずして別に処分しましょう。電池の処分方法は自治体によって異なるので確認してください。

Q.おもちゃを買取に出す前にやるべきことは何ですか?
A.きれいに掃除をし、不具合がないか確認しましょう。付属品がそろっていると高価買取につながります。

Q.不用品回収業者選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・無料見積もりを受け付けているか・一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているかなどをチェックするとよいでしょう。

まとめ

おもちゃを処分する方法や注意点・おもちゃを増やさないためのポイントなどを詳しくご紹介しました。子どもがいると増えてしまいがちなおもちゃですが、適切な処分方法や処分するタイミングなどを知っておくと安心です。ぜひこの機会に不要なおもちゃを処分し、部屋をすっきりさせてください。