タブレットは軽くて持ち運びもしやすく、アプリを使えばいろいろな作業もできます。重宝している方も多いことでしょう。
その一方でタブレットが不要になったときの処分方法に悩んでいる方もいると思います。タブレットはPCリサイクル法の対象外ですので、自治体にゴミとして回収してもらうことも可能です。しかし、不用意に捨ててはいけません。
この記事では、タブレットの処分方法を紹介します。
- タブレットを処分する前に確認すること
- タブレットを処分する方法
- タブレットから個人情報が漏れないように注意する
- タブレット処分に関するよくある質問
この記事を読めば、タブレットの処分方法に悩むことはありません。タブレットの処分を考えている方はぜひ、参考にしてください。
1.タブレットを処分する前に確認すること
はじめに、タブレットを処分する前に確認することを紹介します。普通の不用品を捨てるようにいきなり処分しないように気をつけましょう。
1-1.初期化する
タブレットはデータのほとんどをクラウドに記録しています。しかし、タブレット内に記録されているデータもあるので、処分する前に必ず初期化しましょう。そのままで処分するとデータを抜き取られてしまいます。壊れて起動できないタブレット以外は必ず初期化してください。
1-2.メーカーが回収しているか
iPadのようにメーカーが回収や下取りをしているタブレットもあります。また、4G回線を使えるタブレットの場合は通信キャリアが回収・下取りしている場合もあるので利用が可能です。メーカーや通信キャリアに回収してもらえれば、リサイクルにもなります。ただし、必ず初期化はしてください。
2.タブレットを処分する方法
では、どうすればタブレットを処分できるのでしょうか? この項では、タブレットを処分する方法の一例を紹介します。
2-1.メーカーなどに回収を依頼する
メーカーや通信キャリアなどでタブレットを回収しているならば、回収してもらいましょう。リサイクルにもなりますし、下取りしてもらうことも可能です。現在は、家電量販店でもタブレットを回収しています。安全に処分したい場合は回収を利用するのがおすすめです。回収料などは各場所に問い合わせましょう。Apple社は基本的に無料です。通信キャリアも無料で回収しています。
2-2.売却する
まだ十分に使えるタブレットは売却できます。発売後5年くらいまでのタブレットなら値段がつくでしょう。特に、iPadは人気があるので高値がつきやすくなっています。パソコン専門のリサイクルショップを利用したり、フリマサイトやオークションサイトを利用したりする方法が一般的です。
2-3.自治体にゴミとして回収してもらう
壊れて立ち上がらないタブレットはゴミとして捨てることが可能です。パソコンはPCリサイクル法によってどの自治体でも回収してもらえませんが、タブレットは対象外で回収してもらえます。何ゴミに該当するかは自治体によって違うので問い合わせましょう。
2-4.不用品回収業者に回収してもらう
パソコンやタブレットはリユースしやすいので無料で回収する業者もあります。一般的な不用品回収業者もタブレットは回収可能です。いますぐタブレットを回収したほしい場合は利用すると便利でしょう。
3.タブレットから個人情報が漏れないように注意する
タブレットを処分する際はもちろんのこと、売却する場合も必ず初期化しましょう。万が一個人情報が漏れてしまったら、完全に回収するのは実質不可能です。タブレットが壊れて立ち上がらない場合も、クレジットカード番号など流出してはならないデータが記録されているならば、データを破棄して処分してくれる業者を選び、回収してもらいましょう。友人や兄弟など知っている人にタブレットを譲る場合も同様です。
4.タブレット処分に関するよくある質問
この項では、タブレット処分に関するよくある質問
Q.タブレットの画面が割れて立ち上がらない場合はそのまま処分できるでしょうか?
A.はい。物理的に壊れてしまった場合はそのまま処分できますが、データを消去してくれる業者に依頼するのが確実です。
Q.タブレットの内部にデータは記録されていないのでしょうか?
A.いいえ。内部にも情報が記録されています。また、SDカードを使っている場合は抜き取りを忘れないようにしましょう。
Q.タブレットはどのくらい前に購入したものが売却可能ですか?
A.基本的に5年までと考えましょう。
Q.通信キャリアで契約したタブレットは売却できませんか?
A.プランしだいでは解約して売却が可能です。通信キャリアに分からないことは質問してみましょう。
Q.タブレットだけを不用品回収業者に回収してもらえますか?
A.はい。可能です。しかし、割高に感じることもあるでしょう。
まとめ
タブレットを回収してもらう前には必ず初期化しましょう。また、タブレットは売却が可能です。iPadなど元値が高いので中古でも需要があります。また、十分に動くタブレットを売却すれば新しいタブレットを買う足しにもなるでしょう。このほか、下取りや回収などなるべくリサイクルできる方法で処分するのがおすすめです。