「キッチンのぬめりを何とかしたい」「キレイに掃除する方法を知りたい」とお考えではないでしょうか? キッチンは、調理をする場所ですから、常にキレイで清潔な状態にしておきたいですよね。そのためにも、ぬめり掃除や対策をしっかりしておく必要があります。
今回は、キッチンのぬめりの掃除方法や予防するコツなどを詳しく解説しましょう。
- キッチンのぬめりの正体や原因
- キッチンのぬめりを取る方法
- キッチンのぬめりを防止する方法
- キッチンのぬめりに関するよくある質問
この記事を読むことで、キッチンのぬめりの正体についてよく分かり、効率よく掃除・予防ができるようになります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。
※この記事は約5分で読むことができます。
1.キッチンのぬめりの正体や原因
最初に、キッチンのぬめりの正体や原因について見ていきましょう。
1-1.キッチンのぬめりの正体は?
キッチンのぬめりの正体は、雑菌が繁殖してできた汚れです。ぬめりは、時間が経過すると茶色く変色して悪臭がきつくなります。ぬめりがついている部分は、掃除が行き届いていない証拠です。清潔なキッチンを維持するためにも、ぬめりを除去し、掃除を徹底して予防する必要があります。
1-2.キッチンのぬめりの原因は?
キッチンの使用後、水分が残っている部分に雑菌が付着して繁殖してぬめりとなります。特に、湿気がこもりやすい部分や掃除しづらい部分は注意が必要です。
1-3.キッチンでぬめりがつきやすい場所
キッチンでぬめりがつきやすいのは、主に以下のような場所です。掃除をするときは、重点的にチェックしてみてください。
- 三角コーナー
- シンクの排水口
- 食器用水切りカゴ
- スポンジ置き場
2.キッチンのぬめりを取る方法
キッチンのぬめりを取る方法を詳しく解説します。
2-1.キッチンのぬめり掃除で用意するもの
キッチンのぬめり掃除では、以下のようなものを用意してください。
- マスク
- ゴム手袋
- 掃除用スポンジ
- 古歯ブラシ
2-2.ぬめり掃除に使用する洗剤
ぬめり掃除には、以下のような洗剤を用意してください。
- 食器洗い用中性洗剤
- 塩素系漂白剤
より環境にやさしい洗剤を使用したいときは、上記2つの代わりに重曹とクエン酸を活用するといいでしょう。なお、塩素系洗剤とクエン酸が混ざると有毒ガスが発生して危険なので、絶対に混ぜないようにしてください。
2-3.通常の掃除方法
食器洗い用洗剤と塩素系漂白剤を使い、キッチンのぬめり汚れを落とす方法です。
- シンクやシンク周辺のゴミを取り除く
- 塩素系漂白剤をぬめり部分にかける
- 5~10分程度放置する
- 塩素系漂白剤を水でよく流す
- 残った汚れに食器洗い用中性洗剤をつけて古歯ブラシやスポンジでこすり洗いする
- 水でよく流し、最後に水分をふき取って完了
2-4.ナチュラル系洗剤を使った掃除方法
重曹とクエン酸を使ってぬめり掃除をすることもできます。小さな子どもがいる家庭など、より安全性を重視したいときにおすすめです。
- シンクやシンク周辺のゴミを取り除く
- ぬめり部分に重曹とクエン酸をふりかける
- 30~60分程度放置する
- 50℃程度のお湯を1分程度流す
- 水でよく流す
- 残った汚れに再び重曹をふりかけ、古歯ブラシやスポンジでこすり洗いする
- 水でよく流し、最後に水分をふき取って完了
2-5.ぬめり掃除に熱湯は使用禁止
キッチンのぬめり掃除で、熱湯を使うのは避けましょう。熱湯は、シンクや排水口の素材を傷める可能性があります。お湯を使うときは、50℃程度の温度で十分です。また、ぬめりを落とすときに、力を入れてゴシゴシこすらないようにしましょう。シンクなどに傷をつける恐れがあります。
3.キッチンのぬめりを防止する方法
キッチンのぬめりを防止する方法やポイントを詳しく解説します。
3-1.ぬめり掃除は2~3日に1回程度がおすすめ
キッチンのぬめり掃除は、2~3日に1回は行いましょう。特にぬめりやすい季節は、毎日行うことをおすすめします。普段からシンクの掃除をきちんとしていれば、簡単に終わるはずです。平日は忙しくて手が回らない場合は、最低限、三角コーナーに生ゴミを入れたままにしない・シンクの水分をふき取っておくことなどを心がけてください。
3-2.便利グッズを活用しよう
キッチンのぬめり予防には、便利グッズを活用するのもいい方法です。たとえば、以下のようなものがあります。
- 花王「キッチンハイター 除菌ヌメリとり(本体ゴムタイプ)」:除菌効果でぬめり予防が期待できる排水口のフタ
- アース製薬「らくハピ キッチンの排水口 ヌメリがつかない 24時間除菌」:排水口のゴミ受けに入れておくだけでぬめりを予防する薬剤
このほかにも、ぬめりがつきにくい銅製のゴミ受けや三角コーナーなどもおすすめです。
3-3.ぬめり予防は継続がカギ
キッチンのぬめりは、高温多湿の環境かつ栄養となるもの(生ゴミなど)があれば、すぐに発生します。そのため、予防は1回だけでなく、継続して行うことが大切です。面倒だからと掃除をしないでいると、すぐにキッチンがぬめりに覆われてしまいます。ぬめりを掃除するより予防するほうがはるかに楽で簡単なので、継続してください。
4.キッチンのぬめりに関するよくある質問
最後に、キッチンのぬめりに関するよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、参考にしてください。
Q.キッチンがぬめりやすくなる使い方は?
A.たとえば、調理油や残飯などの食材を排水口にそのまま流してしてしまう、三角コーナーに生ゴミを放置するなどです。また、使用後の水分が残ったままの状態もぬめりを助長します。
Q.キッチンがぬめりやすい季節は?
A.高温多湿となる、6月から9月が、最もぬめりやすい季節です。ただし、暖房などで冬でもキッチンが暖かいのなら、油断できません。ぬめりは1年中発生するものと考え、こまめに掃除をして予防しましょう。
Q.ぬめりがひどくて排水口がつまってしまった場合はどうする?
A.パイプユニッシュなど、排水口のつまり除去用洗剤を使用してみてください。使用してもつまりが解消しない場合は、ぬめりが排水パイプ内に根強く残っているか、異物が引っかかっている可能性があります。業者に相談し、チェックしてもらうといいでしょう。
Q.何度ぬめりを除去してもすぐに再発するのはなぜ?
A.きちんと除去しきれていない可能性があります。また、キッチンの使い方によって、ぬめりが発生しやすくなることもあるでしょう。掃除のやキッチンの使い方を見直してみてください。
Q.強力な洗剤を使えばぬめりがなくなるのでは?
A.キッチン用以外の強力な洗剤はおすすめしません。確かに、殺菌力や除菌力が高い洗剤を使えば、ぬめり除去の効果が長持ちする可能性があります。しかし、キッチン用以外のものを使用すると、シンクなどの素材を傷めるだけでなく、安全性に疑問が残るでしょう。
まとめ
今回は、キッチンのぬめりについて詳しく解説しました。キッチンのぬめりの正体は、主に雑菌が繁殖したものです。食器用中性洗剤と塩素系漂白剤でキレイにできますが、安全性を重視したい場合は、重曹とクエン酸を使用することをおすすめします。また、普段からキッチンの使い方に気をつけたり便利グッズを活用したりし、ぬめりを予防しましょう。この記事を参考にいろいろと試してみてください。
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